自分が会計事務所未経験で就職活動を行ったときのことを書いてみようかと思いました。こんにちは、ベンチャーサポートの古尾谷です!
未経験での就職活動時代
会計事務所に初めてアルバイトとして働き始めたのがちょうど20年前の二十歳の頃。正社員として就職したのが23歳。会計事務所アルバイト経験といっても、「公会計」を専門にしている公認会計士の先生の下で週3日ほどの短時間の事務作業を1年間、いわゆる中小企業の会計入力等の経験は全くないといった未経験の状況で、かつ税理士試験合格科目としても、大学卒業年の求職活動を始めた時点で「固定資産税」のみと、決して就職活動に自信が持てる状況ではありませんでした。
かつ、その頃は就職氷河期と呼ばれていた時代でしたので、会計事務所の求職活動も甘い状況ではなく、専門学校の求人募集掲示板とハローワークくらいが会計事務所の求人情報を拾える媒体でしたので、専門学校の求人掲示板で未経験者枠がある会計事務所の求人情報を見つけては、履歴書送付し、不採用通知が返信されるというのを繰り返し、10社に1社くらいの割合でようやく面接までこぎつけられるという有様でした。
就職活動を始めた初期段階に求人応募した会計事務所は、どんな事務所が自分に合っているかのイメージが湧かず、大規模会計事務所から中堅事務所、小規模事務所と会計事務所の規模にかかわらずランダムに乱れ打ちをしていましたが、履歴書による選考、面接での失敗を繰り返していくうちに、未経験の自分として最初はオーソドックスな中小企業の税務をゼロから吸収していきたいという方向性が見えたところで、自分のアピールの仕方も最初より明確になり、やっと町の会計事務所の所長先生に拾ってもらったという感じです。
ちなみに、どうアピールしたか?というと、「これから会計事務所に就職してガムシャラに仕事をしながら実務を吸収して、一人前の税理士になりたい」という気持ちを、職務経歴書がない代わりに作文として一枚添付をしたという「やる気のみアピール」でした(笑)面接でも同様にこの業界で仕事をしていく決意を積極的にアピールしていきました。
その後、会計事務所の転職を何度か繰り返し、独立開業し、ベンチャーサポート税理士法人と合併し、今に至るということで。
自分が未経験だった当時と比べ、今は会計業界の状況も変わっています。これから税理士業界で活躍していこうと夢を見る若い人たちがどのような夢やビジョンを持って、最初の会計事務所への就職活動を成功させることができるか?
今までの経験や採用者の立場からいえば、
・未経験でも最初に就職する会計事務所にはこだわってもらいたいし、
・未経験者が就職活動を行うときのポイントがあることを知ってもらいたいです。
そんな考えで、これから税理士業界で活躍していこうとしている人たちに伝えていければと思います。
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