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未経験者の税理士事務所「就活のポイント」vol.6 面接で必ず面接官に確認すること

面接で必ず面接官に確認すること

未経験者にとって大切なのは、会計事務所の中身です。成長できる環境があるのか、雰囲気は良いか、待遇は良いか、主にこの3つに焦点をあてて面接で確認をしていきましょう。

 

未経験者の会計事務所就職活動ポイント

環境

働きながら税理士受験をしていく人にとっては、気になるのが試験勉強の時間が有る程度とれるのかどうか。初めての就職活動の場合、「残業はありますか?」「仕事は忙しいですか?」と悪気無く聞いてしまう人もいるかもしれませんが、税理士事務所は残業が多いといわれている業界なんですよね。会計事務所就職1年目で仕事を覚える大切な時期ですから、それを差し置いて、そこだけ面接で聞いていくのは体裁が悪いですが、仕事をやっていくガッツをアピールしながらも、自分の将来にかかわることですので、具体的に聞いて確認していきたいものです。そこで、聞き方としては、「その会計事務所に税理士受験をしている人たちがどれくらいいるか?」、「働きながら税理士試験合格している人たちがいるか?」といった聞き方がよいでしょう。働きながら税理士試験を受ける環境があるかの確認が大事です。ちなみに自分も最初に就職した会計事務所で2年連続の科目合格(法人税、消費税)を果たしています。毎日夜10時まで働き、土日もたまに出勤しながらですが。働きながら税理士試験に合格するコツはまた、アップしていきます。

※なんか、ベンチャーサポートが誤解されると嫌なんで、ベンチャーサポートは遅くとも夜9時まで。9時に強制退社となってます。。

雰囲気

あと、雰囲気も重要ですね。会計事務所に限らず、雰囲気、人間関係の悪かったりする会社もあります。そのような環境で成長をしていけるかというと、どんどん悪い方向に流されてしまい、しまいには自分も悪いほうの仲間に入ってしまいますからね。面接に行ったときに会社の雰囲気、空気的なところも意識しておいた方がよいでしょう。

また、未経験から就職して仕事を覚えていくための教育環境があるかないかも、自分の入社後の成長に大きくかかわってきます。先輩から教えてもらうことなく、先輩の真似をしたり自分で調べて成長していく、いわゆる「教える文化」がない会計事務所も多くあります。どういった教育システムがあるのか聞いてみることも重要です。

給与

最後に給与ですよね。初任給については、全くの未経験者の場合、その会計事務所の規模等によって250万~350万といったところですかね。会計事務所未経験でも事業会社の経理からの転職で前職を考慮して350-420万というケースもあります。ただ、給与で一番大事なのは、最初の給与額ではなく、給与がどれだけ上がっていくか?です。最初は未経験で会社の売上等になかなか貢献できないときもあるでしょうけど、自分が担当先を増やして一人前になったとき、後輩の教育、管理といった仕事もできるようになったとき、他の人がこなせない特別な難しい案件も任せられるようになったとき、チームリーダーになったとき、などなど、その職場で成長をするためには成長の目標が常に見える形になっているのが理想です。

 

面接はどうしても緊張はしてしまうものです。ただ、緊張ばかりでは自分をアピールできないばかりか、自分に合った会計事務所なのかが判断できなくなってしまいます。肩の力を抜いてできるだけリラックスした状態で受けてみてください!ちなみにベンチャーサポートの面接はかなーり、ゆるい感じですw。素の状態でお互いに本音で話したいからなんですね。一度面接受けてみてください!

 

面接で必ず面接官に確認すること

今回は、求職者から面接時に確認することというテーマで書いてみましたが、もちろん未経験者の方にとってはおこがましいとか思われると思いますが、最初の職場で教わることがその後の成長に大きく影響が出るところでもあります。成長できる環境があるのか、雰囲気は良いか、待遇は良いかの3つの点については意識して面接に入ってみてください。

未経験者の方、異業種から転職を検討されている方は、

未経験者が税理士事務所に入社して活躍するためには!?

上記記事も合せてお読みください!

次回の税理士事務所の就職・転職情報サイトでは、未経験者が内定を取るために面接で必ずきをつけるべきことについて書いていきたいと思います。

 

 

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