未経験者が税理士事務所に就職する時に、書類選考や面接をどう突破するか？ よりも大事なのが、どの税理士事務所に応募すべきか？ という選択です。
履歴書の推敲や面接の練習よりも、未経験者を歓迎している税理士事務所を一つでも多く見つけるために時間を費やすことが、税理士業界で働くためのポイントです。
最近は、ハローワークの求人情報もインターネットで検索できるようになりましたから、スマホ検索をぜひ駆使してください。
未経験者を求めているかどうかは、各事務所の応募条件を確認したり、求人の文面を読めばある程度はわかると思いますので、ここでは税理士事務所の検索のコツをお伝えします。
まず、「地名 税理士事務所」のワードで検索すれば、税理士事務所のホームページを見つけることができます。インターネットを活用できている税理士事務所なら、この方法で直接アクセスすることができます。
しかし、検索した時に見つかるほとんどのホームページは求人媒体です。求人媒体には大きく２つあって、リクナビやエン転職等の一般媒体と、人材ドラフトや会計求人プラスのように税理士事務所や経理の仕事に特化した専門媒体があります。
どれも、税理士事務所が有料で掲載するものなので、どれか一つにしか掲載されていないことも多いです。有名な求人媒体はすべてチェックすることをお勧めします。
検索するワードによっては、Indeedという求人ページが見つかることもあります。こちらも必ずチェックしておきましょう。Indeedは先ほど紹介した求人媒体とは違って、求人専用の検索エンジンです。ネット上にある情報を、機械が拾ってまとめていますから、求人にお金をかけていない事務所もIndeed では見つけることができます。
それ以外の有力な求人情報としては、資格専門学校の学内掲示や就職案内があります。簿記検定や税理士試験の学習のために通学している人は、ぜひその学校にある求人情報も調べておくとよいでしょう。
