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税理士事務所の面接官はここを見ている

税理士事務所の面接官が業界未経験者を採用する時は、どのような視点で面接しているのでしょうか?

担当者について言えば、「お客様の前に出せる人物かどうか?」に尽きます。

経営者の方は、日々経営のリスクと一人で向き合っていて、社員にも同業者にも本音や弱みを見せることが難しい立場にあります。

儲かっていると言えば給料を上げてほしいと思われるかも知れないし、儲かっていないと言えば従業員が転職を考えるかも知れません。

そんな経営者の方々にとって、会社のお金の全貌を知っていて、定期的に会う機会がある税理士事務所の担当者は、貴重な相談相手となります。

「相手の話に興味を持ってきちんと聞ける」という姿勢は、孤独な経営者の方にとても歓迎されます。

経営者は自分と自分の家族だけでなく、社員や社員の家族のことまで考えて、日々命がけでビジネスに取り組んでいます。

たとえ自分からうまく話ができなくても、そういった本音の会話を受け止められる、興味を持って真剣に聞けるという人であれば大丈夫です。

 

税理士事務所の面接官が見ているのは、心を開いてお客様に接し、お客様にも心を開いていただけるような信頼関係を構築できそうな人かどうかということです。