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体験談インタビュー1 金融機関から転職した東中秀平さん

体験談インタビュー 1

金融機関から転職した東中秀平さん

私は税理士事務所に入社する前、新卒で入社したメガバンクに勤めていました。

メガバンクには「お客様の資産運用のコンサルティングができる」というイメージを持って入ったのですが、実際はコンサルティングというよりも営業の要素が強く、自社の利益率が高い商品をいかに販売するかということが仕事の第一目的になっていました。

でも、それは私の本意ではありませんでした。本当にお客様のためになる、正直な提案をするビジネスができないものかと思っていた時に、弊社の求人を知って説明会に参加。そこで初めて税理士事務所の仕事を知りました。

そして、税理士の仕事は専門性とコミュニケーションを武器に、お客様と長期にわたる信頼関係を築くことが収益につながるビジネスだと聞き、ぜひこの業界で働いてみたいと思いました。

 

現在は、担当者として企業の経営者の方や個人事業主の方と直接面談し、経営に関するお悩み解決のお手伝いをしています。

銀行にいた頃は、銀行が貸したいお客様にだけ営業に出向くという、常に営業目線のスタンスでした。しかし、今はお客様が融資を受けたい時に融資が実現できるようにサポートし、融資を一括返済したい時には、預金がショートしてしまわないように財務シミュレーションを組むというふうに、お客様中心の仕事ができるようになりました。

自分の仕事の一つひとつがお客様の役に立っていることに、強いやりがいを感じています。

私が最初の就職先をメガバンクに決めた時、意識はしていませんでしたが、心の中に「安定が一番」という気持ちがあったと思います。

しかし、あくまで私の場合ですが、銀行に入ってみて仕事にやりがいが持てず、さらには支店廃止・人員削減等で盤石と思われていた将来の安定にさえ陰りが見えてきたように感じました。

税理士事務所は、お客様と直に接する仕事なので、社内のノルマや上司の顔色を気にして仕事をしなくてもいいですし、自分の知識や経験を高めていけば、必ずお客様に求められる人間に成長することができます

頑張りがいのある仕事。今はそう思って毎日楽しく働いています!