税理士事務所の仕事は、担当者がお客様と面談すること以外は、基本的にパソコンと書類さえあれば完結させることができます。
法律で明確に期限が決められている仕事なので、お客様との面談に限らずきっちりとスケジュール管理をする必要はありますが、ベースとなる毎月の繰り返し作業に慣れてそれぞれの仕事の分量が読めるようになれば、かなり予定の立てやすい仕事です。
お客様との面談がないアシスタントの場合、さらに正確な予定が立てられます。急ぎの仕事が入ることはもちろんありますが、そもそも仕事のルールは簿記と税法という全国共通ルールですので、いつもの作業者とは別の人が処理することになっても大きな弊害はありません。
繁忙期の残業はある程度避けられない業界ではありますが、慣れてくれば繁忙期に備えて前倒しで準備を進めたり、繁忙期の真っ最中でも早く帰る日を調整することはできます。
本人の裁量次第で仕事とプライベートを切り分けやすいので、自分の時間を大切にしたい人にも向いていると言えるでしょう。
税理士事務所のアシスタントは、妊娠や出産、夫の転勤等によって、ライフスタイルが変化しやすい女性にも人気の「手に職」がつく職業です。
