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税理士事務所の仕事は内勤? 外勤?

税理士事務所の仕事は内勤? 外勤?

税理士事務所の仕事は、内勤がメインのものと外勤がメインのものとの2種類に分類されます。

内勤業務は、先ほど説明した会計ソフトの入力業務、それをチェックする監査業務、お客様への報告資料の作成、そして年に一度の決算書の作成、申告書の作成補助等、パソコンをフル活用した事務作業が中心になります。

外勤業務は、完成した試算表や報告資料を持ってお客様の会社を訪ね、収支や損益に関する数字の説明をしたり(これを「月次報告」と言います)、その場でお客様の質問や悩み相談のヒアリングをし、解決に向けて助言したりする業務が中心になります。

 

一般的に税理士事務所では、内勤業務だけを専門的に行う人を「アシスタント」、外勤の仕事に就く人はお客様を担当するという意味で「担当者」と呼ぶことが多いです。

わかりやすく外勤としましたが、お客様との定期的な面談は、税理士事務所の会議室でなされることも多いので、お客様と直に接する人のことをまとめて担当者と呼びます。

本書でも以後、この呼び方で統一します。