会計業界で働いている方、これから会計業界に転職を考えている方、就職や転職に失敗しないためにも、税理士法人の採用担当者として有益な情報を発信していければと思っております。申し遅れましたが、私はベンチャーサポートグループ所属、税理士の古尾谷と申します。
会計事務所の仕事に魅了され、この業界で一生働いていきたいと本気で考えている方に、税理士として一番成長し、自分自身が一番輝ける場所に就職をしてもらいたいと考えています。この「会計事務所の求人 業界裏話ブログ」で会計事務所業界のことをよく知っていただければと思います。
2019年の会計事務所の就職・転職動向について
減少の一途をたどっている税理士試験の参入者数は、2018年よりさらに4%下がり15,664名に。(※簿記論の応募者数より)
2019年の会計業界もさらに求職者の「売り手市場」が続き、この先も同様の傾向が見られそうです。
過去、求人の応募要件を税理士試験3科目合格以上としていた大手税理士法人も、1科目以上に引き下げるなど応募のハードルは年々下がり、即戦力を求めても応募が来ない企業側が、業界未経験の人に門戸を開くケースが見受けられます。
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会計事務所に就職・転職を考えている方にとって有益になる会計業界の情報を、あらゆる角度から発信していきます。一般企業の経理部との違い・税理士業界の魅力など、あなたの人生の重大な選択肢において良い気づきを与えられるホームページを目指します。
自身が本気なら会計事務所の就職や転職に資格や経験なんて関係ない
最近の会計事務所の求人募集の傾向の一つに「未経験者歓迎」があります。会計事務所経験者の方で、前職の会計事務所のやり方に染まりすぎてしまい、新たに就職した会計事務所の環境になじめないという方がこの業界多いように思われます。新たな環境になじんでもらうのも会計事務所の役割であり、大きな責任でもありますが、転職者も新しい環境で柔軟に良い方向に自身を変化させていくことは大事です。これは、資格や経験では図ることができません。その人自身に成長意欲、成長思考があるか?ないか?
会計業界も税理士法が緩和されて早10年以上が経ち、成熟した業界にシフトしてきています。昔ながらの先生商売では生きていけません。
今、会計業界の就職・転職の際に求められる人材は、自分の成長に貪欲な方なのではないでしょうか。