こんにちは!ベンチャーサポート税理士法人の古尾谷です。
ベンチャーサポート税理士法人ではどんな仕事をするのか?
毎日の仕事に充実感を感じる仕事内容についてみていきます。
今回は、起業家支援サービスについての面白さんについて大方くん、垣見くんにインタービューしています。
税理士事務所の就職・転職情報サイトでベンチャーサポートの業務内容や雰囲気等を知っていただければと思います。
「起業家には夢がある、エネルギーがある」っていうところがすごく面白い
── 今日は、大片くんと垣見くんに「起業家支援ってどんな仕事なのか」っていうのをザックバランに話し合ってほしいなと思ってます。よろしくお願いします。
大片
垣見
よろしくお願いします。
大片
僕はベンチャーサポートに入社する前に、個人の税理士事務所で10年くらい勤務してたんですが、ぶっちゃけたところ「起業家支援」なんて知らなかったです。仕事としてやったことがなかったというのもありますけど、起業家支援という業務がどんな業務なのかイメージできなかった。ただ、転職するときは、何かに特化した税理士事務所で働きたいと思ってました。
松本
最近は、相続税特化、医療法人特化、国際税務特化とか、何かに特化しないと生き残れないみたいなイメージありますね。
大片
うん、専門家として何か尖った税理士になりたいっていう思いとか、危機感があったね。そういった意味で、ベンチャーサポートは「起業家支援に力を入れてる」っていう特化型の税理士事務所って知って、どんなことをする事務所なんだろうって思ったのが最初のきっかけです。
垣見
僕も入るまではイメージなかったです。逆に、起業家支援って、一般の税理士が嫌がるっていうのも聞いたことがあります。起業直後で経理の手間がかかる割には軌道に乗らないことも多いんで。
大片
実際入社して起業家のサポートしたら、すごい面白い。何が面白いかって言うと、夢を持っててエネルギッシュな起業家と仕事するっていうところです。1ヶ月前に話をしていた内容と大きく変わる。躍動してる。それを目を輝かせながら説明してもらえる。
垣見
そうですね、お客さんと目標を共有して、一緒に実現していくっていう体験をたくさんできる。だからこそうまく行ったときには喜びも大きい。なので、毎月の会計を見るときは自分のことのようにドキドキしてました。
大片
新しいビジネスが多いっていうのも起業家支援の特徴だね。見たことがない商売や、ニュースになってるような商売が顧問先にあるもんね。ニュースを見てて「あ、このビジネス、うちの顧問先にあるわ」とかよくあるもん。いろんなビジネスが生まれてる現場を見れるっていうのも、起業家支援の醍醐味だと思うよ。
垣見
普通の会計事務所って、建築業とか製造業とか卸売業とかが多いじゃないですか。もちろんベンチャーサポートにもあるけど、IT関係のビジネスとか新しいサービス業とかが多いから、今まで世の中になかったビジネスも多いですよね。
起業家の相談内容って、経営相談っていうより人生相談みたい
大片
あと1期目から見てるお客さんだと愛着が出るよね。生まれたときから知ってるみたいな感じで(笑)どんどん顧問先が大きくなっていくのが自分事のように楽しい。
垣見
それはわかりますね。従業員が1人から2人になり、5人になり、10人になる。自宅のオフィスから、小さいオフィスを借りるようになって、気づいたら大きな綺麗なオフィスになっていく。そして3年も経つと、「あのころは~」という話ができる。これも起業家支援の面白さかなと思います。
大片
起業をした人はステージごとに夢が変わるよね。最初のステージは、「売上を上げたい」「給料を上げたい」「仲間を増やしたい」っていうのが夢じゃないかな。とにかく夢にあふれてる。起業家支援は、社長の話を聞いてるだけでこっちがハラハラわくわくするね。
垣見
同じ年代の社長が多いのも楽しいです。20代~30代の社長が大半なんで、仕事でもプライベートでも一緒に成長していく感じがします。社長とプライベートで遊んだりしますからね。
大片
逆に言うと、起業家が売上があがらず苦しむのも見ていくことになるよね。そういうときって、経営相談っていうより人生相談みたいになる。最後は起業家自身の力で乗り越えるしかないんだけど、心のストレスを少しでも和らげることはできたらいいなと思ってる。そこから支援してるんで、信頼関係が自然とできる。
垣見
社長の相談相手になるってそういうことですよね。前の事務所でも相談相手にはなってたと思うんだけど、それって基盤がキチッとできた会社さんが多かったから、会計面や税金面での相談相手だった。今は会計や税金はもちろん、人生相談まで話をしてもらえますね。
大片
うん、ベンチャーサポートのお客さんは起業家だから、売上が上がるまでにどんな話ができるかっていうのも大事になるよね。融資とか助成金とかそういう知識が必要になるのはもちろんなんだけど、社長という人を知って不安解消の手伝いをするのは大事だと思うよ。
起業家支援で身に付くのは、起業家のリアルな考え方や感情
垣見
夢に破れる社長を見るのは僕らも辛いことですけど、お金の専門家として事業をたたむ方法を知るというのも大事なことだと思います。こういう起業家支援のマイナスにも向き合って、いろんな経験を積んで、それを次の起業家に伝えることも僕らの仕事だと思います。
大片
楽しい、明るいことだけじゃないからね。起業は難しいよ。僕らは起業家支援で身に付く知識って、「経営者ってどういう考え方をするんだろう」とか「経営者の苦しみって何だろう」とかのリアルな経営者の考え方や感情だよね。
垣見
ですね。こういう人生相談とか経営者マインドとかに興味がなくて、税法だけ極めたいっていう人には、ベンチャーサポートは合わないかもしれないですね。
大片
でもやってて楽しいよ。ありがとうと言われることが多いし。
税金、社会保険、融資のお手伝いをして、それでありがとう。
起業家は周りにも強気を示さないといけないので、孤独で不安。
そういう社長と人生相談をして、ありがとうをもらえる。
自分自身、こんなに不安を持つ人と向き合うことがなかったので、人生経験が深まって、自分自身も成長できたと思う。
こっちがありがとうございます、って言いたいくらい。
垣見
人間的な側面とかも鍛えられますね。自分自身、この仕事をして人として成長できたと自信を持ってます。これは、人生を賭けた起業家と本気で付き合うことで身に付きました。起業家支援を自分の仕事にして良かったなと思います。