「会計事務所の規模」編パート8は専門特化型会計事務所です。相続や医療に特化した事務所を想定して今回の専門特化型会計事務所への就職のメリット・デメリット、選ぶときの基準についてみていきます。
専門特化型会計事務所への就職(相続、医療など)
時代の流れに応じて、医療や不動産管理会社など一つの分野に絞った専門特化型事務所が存在します。
最近では相続税特化事務所が増えてきていて、競争も激しいものがあります。
・ 福利厚生は中堅事務所並みであることが多い
・ 新卒採用はほぼなく、教育する余裕はないため経験者を求める
・ 利益率は高いので給料は業界平均より高い
・ 組織として大きいわけではないので常に忙しく試験勉強との両立は難しい
・ 離職率は高い
求職者からすると手に職をつけるではないですが、専門分野の知識を付けることは魅力的らしく人気が高いです。
確かに5年もこういう特化事務所にいれば、かなりの知識を得ることは可能だと思います。
自分も将来専門特化事務所を構える!というつもりならこういった事務所に就職するのはありだと思います。
一方でこのタイプの事務所は常に忙しく、人を育てる余裕もなく、会社の雰囲気は悪いことが多いです。
面接に言ったら離職率はどれくらいか聞いてみて下さい。本当のことを答えるとは思えませんが。
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