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経験者転職のポイントvol.1 25歳での転職活動

こんにちは!ベンチャーサポートの古尾谷です。

会計事務所の転職2回、独立開業、合併の経験、税理士法人の採用の立場から会計事務所の転職活動についてポイントをまとめていきます。

まずは今回も自分の体験談から書いてみます。

最初の会計事務所勤務を経ていざ転職

会計事務所経験者の転職活動ポイントvol.1 25歳での転職活動

会計事務所に初めてアルバイトとして働き始めたのがちょうど20年前の二十歳の頃。正社員として就職したのが23歳。会計事務所アルバイト経験といっても、「公会計」を専門にしている公認会計士の先生の下で週3日ほどの短時間の事務作業を1年間、いわゆる中小企業の会計入力等の経験は全くないといった未経験の状況で、かつ税理士試験合格科目としても、大学卒業年の求職活動を始めた時点で「固定資産税」のみで、その状況で入所させていただいた町の会計事務所で働からせてもらうことになりました。ここの会計事務所で働かせていただいた2年間での仕事と勉強に対しての熱は今までの人生の中でも、一番か二番に熱かったなと思います。会計実務の経験はないのはもちろん、新社会時人でしたから、仕事を覚えて、こなしていくのにも一苦労で、合わせて税理士試験勉強でしたからね。それなりの努力と夢を持ち合わせていた時期でした。丸2年、中小起業の税務顧問を担当者として経験させていただき、この仕事の魅力にはまっていったのですが、より顧問先に貢献できるやり方があるのではないかと、他の会計事務所のやりかた的なところに興味を持ち始め、転職を決意。その間、税理士試験も「法人税」「消費税」にも合格させていただき、実務経験2年、税理士試験3科目、25歳という武器を持ち、正確に言うと“持ったつもり”で、期待に満ち転職活動を始めることになりました。

経験者としての楽天的だった転職活動の過ち

自分が当時、描いていた転職先のイメージとしては、漠然的とですが税務というより会計に付随してコンサルティングができるみたいなところです。その経験の先に独立開業という夢があったので、浅かった自分の経験等の幅を広げておきたいという目的があったからです。実際に自分が応募した求職先としては、成長企業、黒字企業の顧問先を多く抱えている会計事務所で規模は20-50人くらいの事務所を対象にしました。

活用した求人媒体は、ちょうど専門学校の会社説明会の時期でしたので、TACと大原の会社説明会に参加したのと、会計事務所に特化した求人サイト、人材ドラフトと会計求人プラス(当時はi-somu)に登録しました。

未経験で初めて会計事務所への就職活動をしていた頃と状況が変わり、履歴書を送付すればかなりの確率で面接まで漕ぎ着けたましたし、登録した求人サイトには条件的に当時の25歳で実務経験があり、税理士試験合格科目3科目は強みになるなと高をくくっていましたので、転職活動を楽天的に考えていたのが、この後の面接10連続落ちにつながってきます。

持ちすぎた自信

会計事務所で実務経験2年くらいになってくると、一通りの業務が出来るようになり、必要以上に自信を持ってしまうタイプの人がいますが、自分が正にこのタイプでした。未経験でなんとか会計事務所に就職するために、履歴書にこだわり、面接では想いを100%伝えることに必死になってたあの頃の自分と異なり、それとは正反対の変な自信を持って面接を受けていましたので、面接官からしたら生意気なやつだとしか思わなかったでしょうね。ベロアのジャケットに赤いネクタイをしめて、ずうずうしい態度を取っていたかと思います。。(笑)

内定が出たのは、自分を求めてくれた会計事務所

そんなこんなで転職活動を進める中、不採用通知が送られてくること10回。面接では、自分がまだまだ未熟だということを痛感し、やっとのこと自分のやりたいことを理解していもらうとともに、その会計事務所の業務に非常に関心を持つことが出来、内定をいただくことができました。

転職したのは公認会計士事務所で株式公開支援、業務開発やコンサルティング、中堅企業を顧問先に持つ公認会計士事務所でした。

ここでの仕事の経験は税理士事務所の仕事と別の側面も強く、自分が思っていたコンサルティングの仕事を十二分にやらせていただいたのですが、その後、自分の本当にやりたいことが中小企業の税務顧問だったということに気づき、二度目の転職活動に繋がっていきます。

次回は二度目の27歳の転職活動について書いていきます。

 

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