税理士事務所の就職・転職情報サイト

会計業界で就職や転職を考えている人向けに会計事務所の実態をリアルに書いていきます。

合格しやすい税理士試験科目とは?

この記事でわかること 合格しやすい税法科目が分かる 前回は、税理士試験の税法科目のうち実務で役立つ税法科目は何か?をお伝えしました。 今回は、同じ税法科目の選択でも、目線を変えて合格しやすいオススメ税法科目の選び方についてお伝えしていきます!…

実務で使える税理士試験科目とは?

この記事でわかること 実務で役立つ税法科目が分かる 今回は、実務で役立つ税法科目をランキング形式でお伝えしていきます! 目次 1.税理士試験の概要 2.実務でほとんど使わない税法科目 3.知っていると便利な税法科目 4.知りませんでは済まされない…

税理士の年収はいくら?

この記事でわかること 税理士の平均年収が分かる 年齢別・男女別・地域別の税理士の平均年収が分かる 税理士の年収はいくらか?年齢ごとにどう変わるか?男女差はどのくらい違うか?地域差はどのくらい違うか? 税理士の年収について、色々な側面からデータ…

インボイス登録する?しない?|令和5年10月スタート

この記事でわかること インボイス制度とは何かが分かる インボイス登録したほうがよいかが分かる 今回は、税理士事務所のスタッフが知っておくべきインボイス制度というテーマで、インボイスで悩む事業者の方、税理士事務所で働きたいと思っている方、税理士…

世界的な大手税理士法人BIG4とは?

税理士業界ではBIG4と呼ばれる有名な大手税理士法人があります。外資系の税理士法人と勘違いされることも多いですが、正しくは、それぞれ世界的な会計税理士事務所のネットワークに加盟している監査法人を母体として立ち上げられた、国内の税理士法人で…

大手税理士法人のさらなる拡大

士業事務所の規模別ランキングに見る近年の特徴として、大規模な税理士法人はますます大型化しているということが挙げられます。 下記の表は士業事務所全体を従業員規模の大きい順にランク付けしたものですが、主たる資格が税理士になっている法人が28法人中…

時代に求められる税理士事務所とは?

ITの発展により、新たなビジネスモデルが次々と登場してきています。 ユーチューバーやスマホアプリ開発等のビジネスで起業し、10代・20代で大成功を収める人も少なくありません。 こうした人たちが税理士と顧問契約を結ぶとしたら、どんな税理士事務所に…

他士業と連携するワンストップ型税理士事務所

税理士事務所単体ではなく、グループ法人や提携関係によって社会保険労務士や弁護士・司法書士・行政書士等、他士業との連携が強いワンストップ型の税理士事務所も増えてきています。 お客様である経営者の悩みは、税務・会計のことに限らず、法律のことだっ…

税理士事務所ごとに大きく異なる顧客単価

求職者からは盲点になりがちですが、税理士事務所ごとの大きな違いの一つとして、お客様一社あたりの顧問料単価があります。 今まで、顧問料単価等の細かい情報を入社前に得られることはなかったのですが、今はどの税理士事務所もホームページを作成し、料金…

分野特化型の税理士事務所

専門特化よりも顧客となる対象範囲を広げて、分野特化する中規模以上の税理士事務所も増えています。 たとえば、相続税だけを扱うとか、国際税務だけを扱うなど、税理士側が提供できるサービスによって区切るやり方です。 弊社を例に挙げると、創業支援の分…

専門特化型の税理士事務所

規模による税理士事務所の特徴を見てきましたが、いろいろなタイプの税理士事務所について別の切り口からも見ていきましょう。 比較的若手の代表税理士で小規模な事務所によく見られるのが、すべてのお客様にクラウド会計を導入しているとか、お客様の業種を…

税理士事務所選びのポイントとは?

上のグラフを見ていただくとわかるように、税理士事務所の規模は10人未満の小規模な事務所が全体の90%近くを占めています。 大規模化・組織化が進んでいない理由の一つは、平成13年(2001年)以前には税理士は個人税理士事務所しか持つことができなかっ…

独立開業より勤務を選ぶ税理士が増えている

かつては税理士の資格を取得したら「独立開業が当たり前」という雰囲気があり、実際に小規模な税理士事務所の数の多さがその事実を物語っています。 制度上、個人で営む小規模事務所しか開業できなかったこともありますが、かつては地元の商店を含む中小企業…

税理士試験とのつきあい方

税理士業界経験者の目線から、この業界で働く上での税理士試験との上手なつきあい方を考えてみます。 まず、税理士試験の受験に専念するのがいいか? 働きながら勉強するのがいいか? と悩む人が多いのではないでしょうか。 これは、その人の置かれている状…

大学院による科目免除とは?

「大学院免除」とは、大学院で「税法に属する科目」を一定単位取得し、なおかつ修士論文が認められれば、税理士試験の5科目のうち税法科目の2科目が試験免除になる制度です(会計科目の免除制度もありますが、ここでは説明を省きます)。 大学院免除は、入…

実務で使えるオススメの税法科目は?

税理士試験の科目選択には、大別すると実務に役立つ科目を選ぶか、合格しやすい科目を選ぶか、もしくはその両面から検討するかという3つの方法があります。 科目ごとの「合格しやすさ」は人によって捉え方が大きく異なるため、ここでは「実務に役立つ税法科…

税理士試験の概要と合格率・必要学習時間

税理士試験の科目は、必須科目・選択必須科目・選択科目の3つに分かれています。 必須科目:簿記論・財務諸表論(2科目とも合格が必要) 選択必須科目:法人税法・所得税法(1科目以上の合格が必要) 選択科目:相続税法・消費税法または酒税法・国税徴収…

税理士試験の科目合格は転職に役立つ?

税理士試験の受験者数が今より多く、会計業界の有効求人倍率が今ほど高くなかった数年前は、税理士事務所の求人応募の要件として「税理士試験◯科目以上」という記載がよく見られました。 今でも一部の税理士事務所は税理士試験の科目合格を応募要件としてい…

税理士試験の勉強は実務で活かせる?

日商簿記検定3級・2級の学習内容は、税理士事務所の仕事の基礎と言えるほど実務に役立つとお伝えしたところですが、税理士試験の勉強は実務でどれほど活かせるのでしょうか? 学習する試験科目によりますが、こちらも実務に欠かせない内容を学ぶことができ…

日商簿記1級は必要か?

税理士事務所の実務で役立つという意味で言うと、日商簿記2級の商業簿記さえマスターできれば知識としては十分で、それ以上は実務を経験しながら身につけていけばよいレベルと言えます。 2級合格のためには、商業簿記以外に工業簿記も学習しなければなりま…

日商簿記3級・2級の合格率と必要学習時間

日商簿記検定の合格基準は、3級も2級も70%以上の得点です。 直近の合格率は次の表のようになっています。 3級の合格率は29~67%、2級の合格率は8~28%と、いずれも試験によって受かりやすい時とそうでない時の差がかなり開いています。 しかし、ネッ…

転職に役立つのはどの簿記検定?

簿記検定には日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類がありますが、これから簿記資格を目指すなら、もっとも知名度の高い日商簿記を選んで間違いありません。 以下、この章では日商簿記について説明していきます。 日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する…

簿記は税理士事務所の仕事の基礎

履歴書に記載する資格の中には、履歴書に箔を付けてアピールする以外、直接的な仕事の役に立たないものも少なくありません。その点、簿記検定、中でも日本商工会議所が主催する日商簿記検定の資格は、税理士事務所や経理の仕事に直結する、とても重要な資格…

簿記検定や税理士試験は役に立つ?

ここまで、簿記の資格がなくても税理士事務所に転職できるということや、税理士の資格がなくても税理士事務所で十分に活躍できるということをお伝えしてきました。 では、簿記や税理士の資格を取ることはムダなのでしょうか? いいえ、これらの資格取得や試…

アシスタントへの応募で気をつけることは?

ここまで主として担当者に求められる資質について話してきましたが、アシスタントへの応募で気をつけることについてもお伝えします。 アシスタントは、基本的にどの税理士事務所でもほとんどがデスクワークなので、簿記の知識や会計ソフトの扱いを日々実践し…

初めは誰もが未経験─転職採用 Q&A

NGな履歴書、NGな志望動機とは? 求職者の応募書類をたくさん見ていて、履歴書や職務経歴書で損をしているなと感じることは、意外と多くあります。 証明写真に私服で写っていたり、貼り付けた写真が傾いていたり、字があまりにも雑なケースなどです。 基…

未経験から税理士事務所に入社するために

未経験者が税理士事務所に就職する時に、書類選考や面接をどう突破するか? よりも大事なのが、どの税理士事務所に応募すべきか? という選択です。 履歴書の推敲や面接の練習よりも、未経験者を歓迎している税理士事務所を一つでも多く見つけるために時間を…

体験談インタビュー5 アパレルショップの店員だった村上慧さん

体験談インタビュー5 アパレルショップの店員だった村上慧さん 私は税理士事務所に転職する前、アパレルショップの店頭販売員でした。 売上成績もそこそこ良かったのですが、日々の変化が少なく、自分の存在意義のようなものを感じられずに、このまま何歳ま…

接客業や営業職の経験が財産に

税理士事務所で働くスタッフと言えば、一日中パソコンの前に座って黙々と作業をこなす、そのような静かで真面目なタイプの人が多いと思われているかも知れません。 実際にそのようなタイプの人もいますし、お客様と直接対応するのが所長税理士だけという小規…

税理士事務所の面接官はここを見ている

税理士事務所の面接官が業界未経験者を採用する時は、どのような視点で面接しているのでしょうか? 担当者について言えば、「お客様の前に出せる人物かどうか?」に尽きます。 経営者の方は、日々経営のリスクと一人で向き合っていて、社員にも同業者にも本…